漂う手紙

生活と思想。遺書とラブレター。時に真似事。

ご教授

 

確かにあなたの言う通りです

私は甘えていました

顔色やタイミングなど言い訳

一緒に決めたかったと言いつつ

決断は人任せ

ただ何も考えず待ってただけ

一体いつから思っていたのでしょうか

よく見ていますね私のことを

私の悪いところをずばりと言い当てました

面倒臭がりの私の悪い癖

どれだけ傷つこうとあなたに教わりたい

あなたが1番よくわかってるから

これからもずっと

黙ってないで言って欲しい

でもそれはわがままですよね

どうしても窺ってしまう

笑って他愛ない話をしていたいから

でもそれじゃ化かし合いで終わり

こんな世界で慰め合って終わり

そんな関係で終わりたくない

もっと深いところで

ずっと深いところで

交わりたい

私だけでしょうか

もっと言葉を交わしたいのです

涙は伴うでしょうけれど

そっと置いて

あの夜のように

私を叱ってください