漂う手紙

生活と思想。遺書とラブレター。時に真似事。

追わない

 

あなたは知らず知らずのうちに

私を洗脳していたようです

私は正しいを押し付けるあなたを

心の中で否定をしつつ

理解しようと努め

話をよく聞こうとした

そして深く深く考える

それが私の生き方だから

それは受動でなく能動である

それ故に気がつかなかった

誘導されていた

あなたの一部であれば

確かに信じることはできる

嫌いになりたい訳ではないもの

そして確かに真っ当なことです

それでも管理職のあなたと

ほぼ新人のような私では背負うものが違いますよね

今の私に背負わせようと

背負い切れません

組織のためですと

あなたたちの尻拭いを私がするのですか

確かに繋ぐことに関して

あなたよりは私の方が適任かもしれません

でも私の人生を投じなければ

為し得ないものではないのですか

勝手に私の道筋を作らないで下さい

あなたは見ているようで何も見えていない

結局はあなたの頭の中のこと

私は駒です

あなたの思惑通りに動く駒です

思い通りにならなければあなたはいつものように愚痴を撒き散らすのでしょう

あいつはだめなのだと

そんなに悪い人たちでもないでしょう

あなたは一側面でしか見えていない

私に意見を求めるのは違います

ご自身でお決め下さい

もし思惑通りにならなければ私のせいにでもするつもりなのでしょう

あなたはそういうお人です

勝手に背負わせ背負うとする

本当にお節介としか言いようがありません

あのお人のおかげで私はまたひとつ考えが改まりました

私の考える範疇ではないのです

新人としての役目を完ういたします

その上でご意見を申し上げましょう

どうなるのかはわからないのですものね

せいぜい頑張ります