漂う手紙

生活と思想。遺書とラブレター。時に真似事。

生きた証

 

 

私はただ生きる

この世に何か残したいとは思わない

ただ生きて死ぬ

それでいい

この世に生きた証を残すとしたら

あなたにありったけの愛を

私のありあまるエネルギーを

あなたに捧ぐわ

あなたが溺れてしまうくらい

私のすべてをあげる

私の人生だもの好きに使うわ

たとえあなたが私を捨てることになっても

ちゃんと見届ける

 

それじゃだめ?

もしかしてあなたも私の楽しむのが見たいの?

私の作る人生が見たい?

そう言うなら私だって考えるわ

だって世界はまだ広がっている

もちろんすべて私のためではあるけれど

あなたが見たいと言うのなら

もう少し踠いてみようかな